熊本県は、6月定例県議会に提出する総額854億円の補正予算案を発表しました。
知事交代に伴ういわゆる「肉付け」予算で、渋滞対策や地下水保全など木村知事のマニフェスト実現に向けた予算が盛り込まれています。

県が発表した一般会計補正予算案は総額854億円です。

このうち木村知事が推進本部を立ち上げ「喫緊の課題」と位置付ける、『渋滞解消』に向けた事業に総額75億8100万円が計上されています。

内訳としては、今年度新たに事業化する中九州横断道路の『大津道路』の調査・設計を含む幹線道路の整備促進に71億円。

空港アクセス鉄道の整備に2億2500万円、セミコンテクノパーク周辺の信号制御の見直しや右折レーンの延伸などに2億1900万円などが盛り込まれています。

このほか半導体関連企業の集積に伴う『地下水保全対策』では、地下水位の観測データをモニタリングするシステムの構築などに2800万円。

『こどもまんなか熊本』の実現に向けては出産、子育てに対する支援強化など合わせて3200万円となっています。
(出産・子育て支援強化1000万 周産期医療体制強化2200万)

6月県議会は6月14日開会です。

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