5月の消費者月間に合わせて幼稚園に通う子どもたちが百貨店の1日店長を務めました。お金の大切さを学んだほか、特殊詐欺の被害防止の呼びかけも行いました。

(園児)
「がんばりましょう」

ちょっと緊張した様子で接客をする園児たち。

このイベントは、5月の消費者月間に合わせて高知県と県立消費生活センターが毎年行っているもので、27日は高知聖母(こうちせいぼ)幼稚園の園児およそ20人が大丸の一日店長としてレジ打ちなどを体験しました。

接客を通して買い物の大切さやお金の使い方などを学んだようです。

(園児)
「楽しかった」
「(レジで)ピってやるの(が楽しかった)」
「心優しくです」

また、園児たちは悪質商法や特殊詐欺の被害に遭わないよう、「おかしなはなしにきをつけて」などと書かれたカードを掲げたり、グッズを配ったりして、被害防止の呼びかけも行いました。

(園児)
「おかしいはなしにきをつけて」

(Q.怖い話やおかしな話があったらどうする?)
「警察を呼ぶ」

(県消費生活センター 竹村裕子 所長)
「詐欺的な商法や特殊詐欺ということで、消費者の被害というのもすごく増えていますので、この機会に県民の皆さんには買い物をする際にはよく考えていただくとか、条件を確認していただくとかいうことも、この機会にご認識いただければと思います」

県立消費生活センターによりますと、近年は、ネット上で送られてくる身に覚えのない商品の請求などの相談が増えてきているということで、県立消費生活センターは「安易に個人情報などを漏らさないでほしい」と注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。