北海道から、高知県内の社会福祉施設に花の便りが届きました。

真っ白で小ぶりの花がなんともかわいらしい“スズラン”。

スズランを贈ったのは、北海道在住の高知県出身者およそ300人からなる、「北海道高知県人会連合会」です。

初夏の訪れを告げるといわれているスズランの切り花を、県内の社会福祉施設に1963年から贈っていて、今回で62回目です。

北海道でよく栽培されているというスズランの花言葉は、「幸福が訪れる」。ふるさと高知への恩返しの気持ちや、「施設を利用する人たちに幸福が訪れますように」という願いが込められています。

(高知聖園天使園 畠山和香 施設長)
「緑の葉っぱの下で、守られている小さな花が子どもたちの姿と重なるところがあって、すごくかわいくて、すてきな花だと思っているのでとてもうれしく思っている。そこにあるだけでとても心が温まるものなので、朝晩行き来するときに見て、気持ちを落ち着かせてくれたらと思う」

これまでにスズランを贈った施設は300を超えています。北海道高知県人会連合会は、幸せを運ぶスズランを今後も高知県内の社会福祉施設に届けていきたいとしています。

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