川南町で生産された温室みかんの初競りが宮崎市で行われ、1箱8000円の最高値がつきました。

(武澤直穂記者)
「濃厚な甘みが特徴の、こちらのハウスみかん、きょう、初競りを迎えます。」

JAみやざき尾鈴地区本部管内では、川南町の5戸の農家が温室みかんを生産しています。

27日朝、宮崎市中央卸売市場で行われた初競りでは、およそ380キロの温室みかんが競りにかけられ、このうち、1箱5キロが、去年より800円高い、8000円の最高値がつきました。

今年は天候不順で去年より10日遅い初競りとなりましたが、味や大きさは例年通りの出来だということです。

(JAみやざき尾鈴地区本部温室みかん研究会 渡辺芳朗会長)
「ハウスみかんの売りが、どれをとっても甘い、おいしいということで評価をもらっている。ぜひ県内産のハウスみかんをとって食べてもらいたい」

温室みかんは7月から8月に出荷のピークを迎え、今年は36トンの生産を見込んでいるということです。

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