約130頭のクマを飼育する、熊本県阿蘇市の観光動物園『阿蘇カドリー・ドミニオン』では、2024年に生まれたツキノワグマの赤ちゃんと触れあうことができます。アナウンサーが体験してみました。

▼赤ちゃんグマ初披露の様子と触れ合いデビュー後の様子はこちら▼
「育ち盛り!赤ちゃんグマ 生後50日で25センチ、1か月でどれだけ大きくなった?」

取材した上岡梨紗アナウンサー(写真中央)

現在触れ合える3頭の赤ちゃんグマは、生後3か月。

名前は「虹(こう)くん」「璃夏(りっか)ちゃん」「真心(まこ)ちゃん」です。全国から公募で集まった約1800通の中から、5月12日に決定しました。

今回は特別に抱っこさせてもらいました。※通常はなでるのみ

3頭とも2月14日、バレンタイン生まれ。虹くんと璃夏ちゃんは双子で、真心ちゃんはたまたま同じ日に生まれたといいます。

ところで、一見そっくりな3頭ですが…どうやって見分けているのでしょうか?

ふわふわの「あご」に注目

注目すべきは…「あごにある白い模様」です!3頭それぞれの特徴は以下の通り。

虹くん→模様が
璃夏ちゃん→模様が
真心ちゃん→模様がない

あごに注目しながら、再び3頭の姿を見てみましょう。

口元からあご下にかけて白い模様がはっきりと見えるのは、虹くんです。

虹くん

続いて璃夏ちゃんには、白くて丸い模様がちょこんと付いています。

璃夏ちゃん

真心ちゃんのあごは黒々とした毛が生えそろっていて、白い部分はありません。

真心ちゃん

3頭と触れ合った上岡アナウンサーは「初めは見分けがつかなかったといいますが、だんだん分かるようになった」と言います。

(左)虹くん (右)璃夏ちゃん
真心ちゃん

取材を終えた上岡アナウンサーに、赤ちゃんグマ達の感想を聞いてみました。

上岡梨紗 アナウンサー
「触ると少し硬めの毛に、しっかりとした体つきに驚きましたが…活発な3頭の赤ちゃんグマに癒されました!」

※通常は飼育員さんが抱っこした状態でなでることができます

3頭は現在小型犬ほどの大きさで、体重は3キログラムほどですが、1か月で1キロ以上成長しているといいます。大人になると身長150センチ、体重100キロ近くにまで大きくなるそうですよ。

赤ちゃんグマの公開は2歳ごろまで。成長の過程でどんな姿に出会えるかは、一期一会となりそうです。

では、さらに小さい頃はどんな姿だったのか?虹くん・璃夏ちゃん・真心ちゃんの成長過程は【関連記事】「育ち盛り!赤ちゃんグマ 生後50日で25センチ、1か月でどれだけ大きくなった?」をご覧ください。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。