国の文化財、名勝に指定されている熊本県八代市の『松浜軒(しょうひんけん)』では、新緑に囲まれた日本庭園で肥後花菖蒲(はなしょうぶ)が見ごろを迎えています。

約9000平方メートルの日本庭園に鮮やかに咲く肥後花菖蒲は、江戸時代に肥後を治めた細川家の家臣が江戸から持ち帰ったものを品種改良したといわれ、一般的なハナショウブと比べると花の中心部が大きく、黄色い模様が入っているのが特徴です。

ハナショウブは1本の茎に複数のつぼみがありますが、松浜軒では咲き終わったものは毎日人の手で摘み取ることで、美しい花を長く鑑賞できるように管理しています。

肥後花菖蒲は、これから6月の上旬にかけて一番の見ごろを迎えるということです。

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