北陸三大祭りの一つに数えられる「三国祭」の最大の見せ場、山車巡行が20日、福井県坂井市で行われた。巨大な武者人形を載せた高さ約6メートルの山車6基が港町を練り歩き、観光客らでにぎわいを見せた。

 三国祭は約300年前の江戸時代から続くとされる伝統行事。武者人形は毎年制作され、今年は武田信玄や柴田勝家といった武将がお目見えした。

 正午過ぎ、6基の山車が三国神社を出発。子どもたちがたたく太鼓が鳴り響く中、「ソーレ」というかけ声とともに、引き手たちが交差点などで勢いよく山車の向きを変えると、沿道から歓声が上がった。

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