福島県の人気温泉地、飯坂温泉の一角にある施設。
ここは、ちょっと不思議な「食のワンダーランド」!

ここ「あたご横丁」は、2年間にオープンした3つの店舗からなる屋台村。

こちらのラーメン店の名物は、リーズナブルな価格のラーメン!

共同オーナー :三浦雅子さん
「お待たせしました『夜鳴そば』です。」

おっ、なんともシンプルなラーメン!

三浦さん
「そうなんですよ、麺とスープを先に味わっていただきたいので。」

このラーメン、見た目はシンプルですが、実はこだわりが詰まった一杯。

共同オーナー:澁谷大志さん
「伊達鶏の鳥ガラ、青森県産のニンニク、高知県産のショウガ、地元のネギ、こういったものを使って、5時間から6時間かけてスープを作っています。」

贅沢な材料を使い、5時間以上もかけてとるスープは、あっさりした口当たりなのに、鶏のうま味が超濃厚。

若干ちぢれた中太麺は、スープがからみ、のど越しはなめらか。

そしてラーメンの具はお好みでトッピング。

全部乗せたら、こんな豪華なラーメンに!!

さて、隣のお店ものぞいてみますか。
こんばんは~、あれっ、さっき隣にいませんでしたか?

澁谷さん
「調理場がつながっているんです。」

なんとこちらのカフェも、オーナーは同じく澁谷さんと三浦さん。

ただ料理はまったく違います。
こちらが名物パスタ、その名も「必殺ナポリタン」。

三浦さん
「(美味しくて)もう他のナポリタンは食べられないと思います。」

麺を茹でた後、マーガリンをからめ冷蔵庫で一晩寝かせている手間のかかったナポリタン。そうすることで、麺の味が濃厚に、食感はモチモチに変身するんですって。

さあ、3軒目ものぞいてみますか。
もうだいたい想像できますが・・・やっぱり~

こちらのお店は軽食のテイクアウト専門店。

名物の「ロングシュガーツイスト」は長さ30センチ越えの、とってもロングな揚げパン!

と、ここで敷地の一角に気になるものを発見。
これはいったい?

え~、澁谷さんどうしたんですかその格好?コスプレですか!?

澁谷さん
「私は神主の家系に生まれまして、神主を始めて、40年を少し超えたところです。」

なんと澁谷さん、聞けば、飯坂にある、700年の歴史を持つ湯野稲荷神社の宮司さん。

ここは湯野稲荷神社の分社で、動物愛護の神様をまつっているんですって。

澁谷さん
「母方の家系が神社、父方の家系が飲食店だったんです。若い頃からいろいろな飲食店で修行をさせてもらいまして、今にいたっております。」

そしてこのふたりには、こんな顔も・・・

実は、澁谷さんと三浦さん、キャリア40年のミュージシャン!
メタルバンド「マサコ+(マサコ・プラス)」として、全国各地でライブをしているんですって!

そしてさらに、驚きの一面が!

三浦さん
「現役の銀行員をやっております。」

このふたり、凄すぎてついていけません。
って、この屋台村、情報量が多すぎる!

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