日本の伝統文化、着物について学ぼうと高知市の高校生が呉服店で着物の着付けを体験しました。

着物について学んだのは高知県立春野高校、生活クリエイト系列の3年生・13人です。高知市春野にある呉服店きもの処公文が行った授業で、2回目の開催です。講師を務めたのは、きもの処公文の光森美恵(みつもり・みえ)専務。生徒たちは、女性の第一礼装である振袖についてや、アニメ「鬼滅の刃」で登場人物が着ている着物の柄の意味について説明を受け、真剣にメモを取っていました。着付け体験では、笑顔や笑い声があふれます。

「どう?良いと思うがやけど…」「じゃあこれにしよっか!」

友達同士で袴を選び合ったり、お気に入りの柄を見つけてテンションがあがったり。生徒たちは日本の伝統文化に触れ、その歴史や大切さを感じたようです。

(生徒)
「はじめて着てみてすごく楽しかったです。コーデも組んでもらってすごくかわいかったです」
「振り袖の長さが若さの象徴とかきれいとか意味を教えていただいて、振り袖を振ることで『厄払い』っていう意味があるのも初めて知って、学んだなと思います」

(きもの処公文 光森美恵さん)
「人生の節目には着物に袖を通してみて、自分だけが喜ぶわけではなく、家族のみなさんにも喜んで頂いて、お披露目をするっていう場であったりだとか、あとは身近でもあるので浴衣でも構いませんのでぜひ着物体験し、そして日本文化に触れていただきたいなと思います」

お正月や成人式で「着物」を見る機会が増えるこれからの時期。生徒たち自身も、これまでとは違った視点で着物を目にすることになりそうです。きもの処公文は、「今後も日本の伝統文化、着物について広めていきたい」としています。

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