JR旅客6社は7日、GW期間の4月26日~5月6日の利用実績をまとめ、公表した。新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人数は前年比で2%増の1186万2千人。3月に延伸開業した北陸新幹線が好調だった。新型コロナ禍前の18年比では5%減だった。
主要航空各社も4月27日~5月6日の利用実績を公表。国内線は前年とほぼ同じ301万3千人で、国際線は前年比23%増の52万8千人だった。全日空の担当者は「新型コロナの5類移行後初めてのGWで、旅行需要が高まった」と分析した。
JR各社によると、今年は長期休みの取りづらい曜日配列や、物価高などが影響したとしつつも、担当者は「生活様式が変わっている中、健闘している」と話した。
新幹線別の予約状況は、東海道は前年比で2%増。3月に金沢―敦賀間が開業した北陸のJR東日本区間は8%増、JR西日本区間も14%増だった。
他の新幹線は北海道1%、東北2%、上越5%、山形1%、九州3.7%増で、秋田は前年と変わらなかった。山陽は3%、西九州は0.5%減だった。
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