北陸新幹線の金沢―敦賀間が開業し、福井市内を走行する「かがやき543号」=3月

 JR西日本は7日、ゴールデンウイーク(GW)期間(4月26日~5月6日)の新幹線・在来線特急の利用状況を発表。3月に金沢―敦賀間が延伸開業した北陸新幹線は前年比1.14倍の35万6千人。山陽新幹線は0.97倍の160万7千人だった。新型コロナ前の2018年と比べると、それぞれ1.1倍、0.93倍。

 在来線特急は全体で前年比0.95倍の65万1千人。このうち関西空港線の特急「はるか」は1.35倍。関空の利用者が増加したことが影響した。

 JR西の担当者は、全体の利用状況について「平日が挟まるなど、前年とGWの休日状況が違ったこともあり、コロナ禍以前の水準には戻らなかった」と分析した。

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