ライスボールの実土里さんが青森県内のフレッシュな情報をどこよりも早くお届けする「シン・アオモリ」。今回は、八戸市に9月にオープンした“シン店舗”を紹介します!“粉もん文化”が根強い関西出身の店主が、大阪で修業した本場の味を提供する店。青森では、おそらくこの店でしか味わえないであろう珍しい“粉もん”も登場しますよ。

店主が目の前で調理!お客さんが自分で焼くこともできるということで…

実土里さん
「今回は、八戸市で関西の味を楽しめるお店がオープンしたということで、さっそく行ってみます」

実土里さんがやってきたのは、八戸市の国道45号沿いにある『よこまちストア旭ヶ丘店』の近くに9月30日にオープンした“シン店舗”【関西風鉄板焼 更紗(さらさ)】です。

実土里さん
「初めまして。ライスボールの実土里です。よろしくお願いいたします」
店主 上平レイ子さん
「いらっしゃいませ。私は、兵庫のレイ子です」
実土里さん
「かっこいい!青森の実土里です」

店主は、兵庫県姫路市出身の上平さん。

結婚を機に八戸に移住。「大阪で修業した鉄板焼きの味を青森でも広めたい」という思いで開店しました。オススメのメニューは目の前で焼いてくださるそうです。

店主 上平レイ子さん
「(オススメは)【五味焼】といって、5種類の具が入ったお好み焼き」

豚肉、牛肉、えび、いか、たこの5種類の具材を使う【五味(ごみ)焼】は、具材を混ぜてから焼く『混ぜ焼き』と呼ばれる“なにわ流”スタイル。上平さんが大阪で修業して覚えた味を“更紗風”にアレンジした看板メニューです。

店主 上平レイ子さん
「こっちではあんまり牛肉を使わへんみたいやけど、関西では牛肉をよう使います」
実土里さん
「本場の味!魚介もお肉もたっぷりっていいですね」

お店では自分で焼くことができるということで…
実土里さん
「ひっくり返すぞー!頑張ろう」
店主 上平レイ子さん
「手首を“くりん”っと回して」
実土里さん
「できた~!うれしい!」

ひっくり返す大事な工程が無事成功!
店主 上平レイ子さん
「ポイントは押さないで、(生地に)穴を開ける。その穴から蒸気が上がってふんわり仕上がるから」

お好み焼き用のヘラの先で生地を“トンッ”と叩いて穴を開ける実土里さん。
実土里さん
「すごい!ふわっとしています」

待つことしばし。そろそろ食べ頃ということで、たっぷりのソースとマヨネーズをまとった【五味焼】(900円)の完成です。

店主 上平レイ子さん
「できました~!どうぞ召し上がれ」
実土里さん
「出来たてだ~!関西の方では、これ(ヘラ)で切ってこのまま食べるっていうのが主流みたいなので、やってみようと思います!」

ヘラでひと口サイズに切って、出来立てアツアツをそのまま口へ運びます。
実土里さん
「それでは、いただきま~す!ん~おいしい。外がカリッ、中がふわっとしている」

まずは食感に驚いた実土里さん。味はと言うと?
実土里さん
「やっぱりソースが違う。癖になるソースだ。酸味、フレッシュ感をすごく感じる。あと、この生地とソースは唯一無二な感じがする。箸じゃなくてこれ(ヘラ)で食べると、すごくテンションが上がるし、本当に本場で食べているみたい。いつも食べているお好み焼きとちょっと違って、また新しいお好み焼きのおいしさを体感できました」

関西の味を満喫したところで…
店主 上平レイ子さん
「もっとおいしいお好み焼きもあるから、食べてみない?」

このあと紹介するメニューの名前は、青森ではなじみのない名前で、実土里さんも「生まれて初めて聞いた」といいます。いつものように絵で表現したのは、クリーミーで初めての食感!一体どんな“粉もん”なのでしょう?

発祥は店主の地元・兵庫県 “おこげ”をかぶせていただく“粉もん”

実土里さんが初めて聞いたというメニューとは?
店主 上平レイ子さん
「お待たせしました。これが【ぐじゃ焼き】です」
実土里さん
「うわ~すごっ!おもしろい名前ですね」

【ぐじゃ焼き】は、ぐじゃぐじゃに焼くことが由来。みじんに刻んだキャベツと、豚肉、牛肉、えび、いか、たこの5つの具材を炒め、牛すじ煮込みのだしが入った生地を流し込み、勢いよく混ぜます。ポイントは、鉄板についた“おこげ”をかぶせること!

お好み焼きでもない、もんじゃ焼きでもない、兵庫県姫路市発祥の【ぐじゃ焼き】(1100円)の完成です。

実土里さん
「それでは、【ぐじゃ焼き】を鉄板からそのままヘラでいただきます。トロッとしています。おいしい。クリーミーな感じがする。初めての食感。確かに、『もんじゃ』とも『お好み焼き』ともちょっと違う。“粉もの界のスイーツ”みたい。トロッとしていて、ふわふわ感があって食べやすい。だしが利いていて、ちょっと下が焼けて焼き目がついているのもカリッとしていておいしい」

最後に恒例の絵をプレゼント。
実土里さん
「【ぐじゃ焼き】が、初めて食べた人をとりこにしちゃうイメージで描きました。これからどんなお店にしていきたいですか?」
店主 上平レイ子さん
「関西の粉もん文化がまだ青森にはそんなにないから、ぜひうちに食べに来てもらって、『関西の粉もん文化ってこんなんなんやな』ということを広げられたらいいなと思っています」

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「シン・アオモリ」2024年11月29日(金)放送回より
※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合もあります。


~店舗情報~
「関西風鉄板焼 更紗」
【住所】八戸市桜ケ丘2-1-5
【営業時間】11:30~14:30/17:00~21:00
【定休日】木曜日
※事前予約で一部商品はテイクアウトが可能

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