伊予鉄グループの清水一郎社長は9日、特定条件下で無人運転できる「レベル4」の自動運転の路線バスを25日から営業運行すると発表した。最高時速は35キロで、松山市内の伊予鉄道高浜駅から松山観光港までの一般道約800メートルを毎日運行する予定。国土交通省によると、レベル4による路線バスの営業運行は全国で初めて。
清水社長が9日、松山市で開いた専門家らとの懇談会で明らかにした。バスは「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市)の乗客12人乗りを使用し、伊予鉄バスが運行する。万が一の事態に備え、バスを運転できる大型2種免許を持つ保安員が乗車するほか、専用のシステムで遠隔監視する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。