四国遍路を世界遺産にしようという活動を、2024年も大手ビールメーカーが支援することになりました。

このキャンペーンでは、四国遍路の世界遺産登録に向けた活動や、遍路道周辺の環境整備などに役立ててもらおうと、アサヒビールが商品の売り上げの一部を四国4県の活動団体に寄付しています。19日はアサヒビールの関係者が井上浩之(いのうえ・ひろゆき)副知事のもとを訪れ、今年のキャンペーン内容を報告。期間中に対象商品を購入すると1本につき1円が寄付されることや、抽選で四国産の木材を再活用したタンブラーがあたるキャンペーンも紹介されました。

(アサヒビール四国支社 太田勝之 支社長)
「継続することがとても大事だと思っておりますし、このキャンペーンを楽しんでいただく方が毎年いらっしゃるので、活動を通じて機運の醸成につながればと考えている」

これまでの四国4県での寄付額は2523万円以上にのぼっています。寄付金は石柱の設置などに使われるということです。

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