絵本「だるまさん」シリーズの作者、かがくいひろしさんの作品展が16日から宮崎市で始まるのを前に、開会式が開かれました。
宮崎市のみやざきアートセンターで16日から始まる「絵本作家 かがくいひろしの世界展」。
15日の開会式には、障害児や障害者の支援施設「ひまわり学園」の子どもたちが招待され、絵本の出版社から大型絵本が贈られました。
特別支援学校の教員だった絵本作家、かがくいひろしさんは、50歳で作家デビュー。
病で亡くなるまでの4年間に生み出された絵本は、障害児教育の現場経験を生かして作られ、日本中の子どもたちを笑顔にしてきました。
会場では、動く映像の絵本や絵本の原画などが展示されています。
(招待された子ども)
「だるまがかわいかった」
「すごくきれいだったなと思います」
(みやざきアートセンター 長岡政己センター長)
「絵は見たことがあるというお子さんお母さん方、たくさんいらっしゃると思うので、どうやってこの絵本が生まれたかというプロセスを知っていただくのが、とても、今回、重要なキーワードかなと思っております」
「絵本作家 かがくいひろしの世界展」は、16日から来年1月8日までみやざきアートセンターで開かれています。
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