「夏休みが終わって、菊がすごく伸びていました。もう少しで背を越されてしまいます。ついに背を越されました!」
新潟県弥彦村の「彌彦神社」で毎年11月1日から開かれる『弥彦菊まつり』の会場で、村立弥彦小学校4年生の子どもたちが、自ら育てた菊を観光客にPR。
神社の境内へ全国有数の規模を誇る展覧会を訪れた観光客に、子どもたちは“タブレット”を手に持ち、写真で記録した自慢の菊の生育過程を案内していました。
「お~!あなたの身長より高い」
「毎日菊に水やりするのが一番大変でした」
「前よりもっと菊が好きになりました」
6月から、地元の人に教わって菊づくりに挑戦してきた子どもたちは、自分たちが感じた“魅力や苦労”も一緒に伝えます。
【茨城県からの来場者】
「育てた人によって大きさが違ったりとか、個性が出ていて、すごく面白いなと」
出品者が高齢化し『伝統の継承』が課題となるなかで、子どもたちは訪れた人に“菊の魅力”をしっかりと伝えられたようです。
【弥彦村 本間芳之村長】
「ファンが増えていってくれると嬉しいなと思いますし、この取り組みが“きっかけづくり”になればと思っています」
弥彦の「秋の風物詩」として多くの人が楽しむこの『弥彦菊まつり』は、24日まで開催されています。
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