高知県南国市の小学生たちが米粉を使ったパンを考案し販売しました。きっかけは米の消費量減少を学んだこと。「まちの名物パン」にしようと一生懸命考えました。

こちらが長岡小学校の6年生たちが考案した「ジンハニー米粉パン」です。

高知県産の米粉や生姜、はちみつが使われていて、ほんのりとした甘さの中に優しい生姜の香りやもちっとした食感を楽しめます。

(児童)
「ジンハニーパン売っています!」 

米粉パン考案のきっかけは2023年に行われた授業。米の消費量が減っていることを学び、大勢の人に米を食べてもらいたいという思いからです。13日は1000袋分のパンが用意され、南国市の西島園芸団地で、児童たち自らが会計や袋詰めを行いました。

どうすれば、「まちの名物パン」になるか。PRの仕方や売り方を一生懸命考え、パンの特徴やおいしい食べ方を紹介して自慢のパンを販売していました。

(児童)
「ありがとうございました」

(保護者)
「すごくモチモチしていておいしい。優しい甘さでおいしいです。6袋、おじいちゃんとおばあちゃんに今から持っていきます。南国市のためにしているのが親としても誇らしい、きょうも頑張っている姿を見られて良かった」

(児童)
「今のお米の消費量より、もうちょっとこれを食べることで(米の消費量が)上がってほしい」
「初めて売ったけれど、いろんな人がたくさんパンを買ってくれたところがうれしかった。お米の問題に興味を持って、一人一人がお米の消費量を上げることとか考えてほしい」

ジンハニー米粉パンの販売は来週も3回行われます。3学期には、西島園芸団地とJA直売所あけぼの街道なの市の2か所で常時販売する予定です。

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