青森県民は日本一のお風呂好き!?温泉地の数は全国5位、湧出量は全国第4位と温泉の宝庫であり、人口10万人あたりの公衆浴場の数は、全国1位(23.0か所)と最も多いことをご存じでしょうか?そんな青森の温泉や銭湯まで、青森市出身でミュージシャン&芸人・ワハハ本舗のタマ伸也さんがドライブするシリーズ『あおもりドライ風呂』。
今回の案内役は、青森県住みます芸人の北野ごぼうさんです。2人がドライブするのは、十和田市。
“アートによるまちづくり”を掲げている市ということで、 街の中にさまざまなアートが溶け込み、世界的に有名な日本のアーティストの作品を至る所で見ることができます。『まちなか常設展示』には、草間彌生さんの作品『愛はとこしえ十和田でうたう』を観覧することができます。
さて、今回のお風呂は?
北野ごぼう さん
「『ポニー温泉』へと行きます」
タマ伸也 さん
「ポニー!?犬がいるの?犬じゃないや」
タマさん、ポニーですよ、ポニー!背丈が小さい馬です。十和田市は、かつて馬の産地だったことから、“駒の街”といわれることもあるそうです。それではレッツ、ドライ風呂~!
「取っておいてもらおうよ」入浴前にフロントで発見したのは・・・?
十和田市内をドライブしていると、『天然温泉掛け流しの宿 ホテルポニー温泉』に到着しました。こちらの温泉の特徴をフロントの方に聞くと…
ホテルポニー温泉 フロント担当者
「お風呂上がりに『乳液』とかがいらないくらいトロっとした温泉です」
タマ伸也 さん
「化粧水みたいなお湯?何とかなりますか?俺のこの肌でも…」
ホテルポニー温泉 フロント担当者
「毎日入っていると、肌がツルツルになります」
ここで、あるモノが気になったタマさん。
タマ伸也 さん
「なかなか温泉には売っていないですよね?“焼きおにぎり”って。おいしそう。うちのばあちゃんもよくちっちゃい頃に作ってくれたよ」
ホテルポニー温泉 フロント担当者
「珍しいですね。味噌の焼きおにぎりの中に味噌大根が入っています」
タマ伸也 さん
「味噌大根!懐かしい、うまそう!」
ホテルポニー温泉 フロント担当者
「これだけを買いに来るお客さまもいて、特に農家の方とかおやつにこれだけを買っていく人もいます」
タマ伸也 さん
「わかる!おやつ感覚。(風呂上がりまで)取っておいてもらおうよ」
ということで、販売している惣菜の中でも人気の高い“焼きおにぎり”をお風呂上がりまで取っておいてもらうことに。それでは、タマさんの『懐かしい味』を口にする前に、レッツ入浴~!
「乗ってあったかい」トロットロ温泉の横にナゾの寝転びスペース
タマ伸也 さん
「明るいし、いいね!天井も高いし広いし」
北野ごぼう さん
「きれいだし、香りもいいし、テンションが上がりますね」
【入浴料】
大人 430円
中人 150円
幼児 60円
ホテルポニー温泉のお湯の温度は約41℃。ごぼうさん曰く「ばっちりな湯加減」です。こちらは、“源泉掛け流し”の温泉です。
タマ伸也 さん
「足を入れただけで、トロットロだ!!めちゃめちゃトロトロだぞ、これ。すごい!みんなに触ってほしい」
【泉質】弱アルカリ性単純泉
【効能】リウマチ性疾患、神経症、疲労回復
そして気になるのが、湯船の横にあるナゾの寝転びスペース『ラジウム陶板浴』です。床の陶板には高濃度のラジウムが含まれていて、免疫力向上、新陳代謝の促進、血行促進などの効果があるといわれているんだそうです。
こちらで仰向け、うつぶせになることで、体の芯まで温まるということで、タマさんとごぼうさんも試してみましょう。
タマ伸也 さん
「あっ!温かい!俺は背中がいつも張っていてどんな体勢でいても辛いんだけど、いま陶板に乗っているだけであったかくてすごくリラックスできてる。めちゃめちゃ楽」
撮影を忘れて、ひと時のリラックスタイムに突入!!日頃の疲れを癒やしていただきました。
本日のシメは、タマさんの温泉音頭でお願いします!
♪ポニー温泉 いい湯だな~ 泡はブックブク~
仔馬が走ればパッカパカ~ 心ポッカポカ~
ブクブク ポカポカ パッカパカ~
ブクブク ポカポカ パッカパカ~
ところで、今回の寄り道は、『とわだ演芸場』へ。青森県で初の定席寄席としてお目見えした演芸場なのだそうです。
青森県初の定席寄席は元ジャズ喫茶 昭和レトロな定席寄席
『とわだ演芸場』は、喫茶店だった空き店舗を改装して2023年3月にプレオープンし、5月に本格的に営業を始めました。寄席のほかに音楽ライブやワークショップも開催しています。
経営に携わっている一人が遠田康久さん。
とわだ演芸場 遠田康久さん
「元はジャズ喫茶だったんです」
テーブルゲームやボックス席など喫茶店の内装がそのまま残り、昭和レトロな落語家の拠点です。ジャズ喫茶時代に使われていたピアノの横には“高座”があります。
遠田さんも落語家。『馬はなし亭 呑助(のみすけ)』の名で落語家として活動しています。そこで、『名古屋の犬』という小話を披露していただきました。
このあと、ごぼうさんとタマさんも高座にのぼらせていただいて呑助さんにネタを見てもらうことに。ごぼうさんの『何でも“ごぼう”でまとめる』では、呑助さんに「素晴らしい!」と評価していただきましたが、高座にあぐらで座ってタマさんを驚かせました。
タマさんは、『落語をシャンソンで』ということで、ギター片手に「じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょの…」のおなじみのフレーズをシャンソン風に歌い上げ、楽しい時間を過ごしました。
源泉掛け流しの温泉で、『トロットロのお湯』と『ラジウム陶板浴』で日頃の疲れを癒やし、落語家の呑助さんと交流した今回のドライ風呂。これにて、青森県の温泉・銭湯16軒を制覇。目標の50軒まで残り34軒です。次はあなたの街のお風呂に行くかもしれません。次回もお楽しみに~!って、あれ?お風呂上がりに食べたいと言って『ポニー温泉』で取っておいてもらった“焼きおにぎり”は~?
忘れることなく、しっかり“焼きおにぎり”にかぶりついていたのでした!
タマ伸也 さん
「味噌焼きおにぎり、めぇ~!!」
※津軽弁「めぇ」=おいしい
青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「あおもりドライ風呂」2023年11月15日(水)放送回を再編集
※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合もあります。
~施設情報~
「天然温泉掛け流しの宿 ホテルポニー温泉」
【住所】十和田市三本木佐井幅167-1
【日帰り入浴の営業時間】5:00~22:00(露天風呂は16:00最終受付)
【入浴料】
大人 430円
中人 150円
幼児 60円
※大浴場と別棟の露天風呂(内湯付き)は料金が異なります。
「とわだ演芸場」
【住所】十和田市東三番町7-5 すみれ館1階
【開場時間】11:00~18:00
※毎月1~7日の13時と18時に定席寄席を開催
【定休日】月曜日
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