中学校の跡地で栽培したキクラゲの収穫が熊本県の天草(あまくさ)市で始まりました。

天草市で農作物の栽培を手掛ける会社「ステップファーム」では、統合で使わなくなった中学校の跡地を利用してキクラゲを栽培しています。

収穫時期は春と秋の2回で、薄暗いハウスの中では、おがくずなどで作った菌床が並べられ、大人の手の大きさほどに育ったキクラゲを次々と収穫していました。

このキクラゲはハウス内で温度を加えずに栽培していますが、今年は気温が高く、雨も多かったことから、水分調整が難しかったとの事です。

しかし春には、肉厚で弾力のあるキクラゲが出来上がり、約40トンの収穫を見込んでいます。

乾燥キクラゲは主に県内に出荷しますが、天草島内の直売所では、貴重な「生キクラゲ」も販売しています。

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