広島県呉市は、「大和ミュージアム」がリニューアル工事にともなって、来年の2月からおよそ1年間休館することを明らかにしました。

「大和ミュージアム」は、呉の歴史や造船などの科学技術を紹介することを目的に、2005年に開館しました。

コロナ禍前は、およそ90万人が訪れる人気の観光スポットです。しかし、開館から17年が経ち、大型の資料が収蔵庫に入れられず、一般公開もできていないなど課題も出てきたため、初めての大規模なリニューアル工事をすることになりました。

工期はことし6月下旬から2026年の3月中旬までの予定です。来年の2月中旬からは館内で本格的な工事が行われるため、大和ミュージアムは翌年の3月末まで休館することになっています。

休館の対策として呉市は、戦艦「大和」の10分の1模型を館外から見学する施設や、別の場所に仮展示室を設置することにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。