北海道から熊本まで県内外のうまいものを楽しめるイベントが6日まで高知県梼原町で開かれました。

2024年が9回目の「ゆすはらグルメまつり」は、高知はもちろん愛媛や北海道、熊本などのグルメも楽しめる、例年1万人以 上が訪れる人気イベントです。

会場には地元の「ゆすはら牛」を使った串焼きや、愛媛名物のじゃこ天など50以上のグルメがずらり!

2日間でおよそ1万1000人が訪れた「ゆすはらグルメまつり」。初日には午前中からおよそ50人の行列ができる店もあり、訪れた人は楽しそうにお目当てのグルメを買い求めていました。

(愛媛から)
「ご飯食べるのが楽しかったです」
「わらび餅がおいしかったです」
「いろんな物が食べられて、とても楽しいです」
「『あかうし』とか『カツオのたたき』がおいしいです」

またこの日は梼原町の杉の間伐材をボディーの材料に使った小型電気自動車=「もくまる」もお披露目されました。

環境にやさしく、木材ならではの温かみがある「もくまる」。製作に関わったトヨタ車体は間伐材の活用が環境保護につながればとしています。

(トヨタ車体 材料技術部 池田貴恭 主任)
「やっとこの日が来たかという感じで、梼原町の街にこの車両がすごく溶け込んでいて、とても感動しています。間伐材を有効利活用することで、森にまた新しく木を植えることができる。その木がまた二酸化炭素を吸収して成長するということで二酸化炭素の低減につながる」

また会場にはキャッシュレス決済を推進しようと、「ジモッペイ」のチャージコーナーも設置されました。

グルメまつり開催期間中に町内の加盟店で買い物をすると10パーセントのポイントが還元されるとあって、この日もジモッペイを使って買い物を楽しんでいる人の姿が見られました。

(高知信用金庫 須崎つのやま支店 髙橋正彦 上席支店長)
「現金いらずで買い物ができるという理由もありますし、店側もお釣りの準備をすることなく気軽に買い物できるようになるシステムです。実際使っていただいたら、簡単やったとか、安心安全で使えたという声をいただいています」

県内では様々な市町村でキャッシュレス決済の普及を目指す取り組みが進められていて、10月26日には黒潮町でのイベントに合わせて、「ジモッペイ」のポイント還元が行われる予定です。

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