土佐のお座敷遊びとして知られる「はし拳(けん)」の大会が高知県高知市で開かれ、威勢のいい掛け声が会場に響き渡りました。
互いに手首の内側に隠した箸の合計数を当て合う「はし拳」。負けた方は日本酒を飲み干す伝統のお座敷遊びです。
土佐の酒や宴の文化を残していこうと60年以上前から続く大会ですが、新型コロナの影響で2020年から3年間中止に。2024年は4年ぶりに再開された2023年と同じ46チーム・138人が参加しました。
(参加者)
「もう最悪…。楽しかったけど(負けて)最悪でした…。『あぁなんていうこと…』っていう感じで…」
会場には威勢のいい掛け声が響き渡り、参加者は土佐の酒文化とお座敷遊びを楽しんでいました。
(参加者)
「すごく緊張しました。口がからからで。『持っちゅうな?持ってないな?』というのを探り合いながら、仲良い中でも探り合うのが楽しいです」
主催者は「土佐酒の普及はもとより、高知の伝統を守り続け、全国に広げていければ」と話していました。
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