まだ残暑が厳しい日が続いていますが、広島市にある名勝・縮景園では、秋の七草のひとつ「ハギ」が咲き始めています。
ハギは縮景園に入ってすぐのところに花をつけています。
これは「ミヤギノハギ」という種類です。直径が2センチほどの赤みを帯びた紫色の花です。ハギは秋の七草のひとつでお彼岸にお供えする「おはぎ」の名前の由来になったといいます。
今の時期、多くの花をつけるハギですが、ことしは夏の猛暑のせいで見ごろが遅れているということです。
縮景園 庭園技師 梅田雅幸 さん
「本格的に咲くのは今週末の雨以降、10月上旬あたりと予想している」
猛暑は縮景園の植物全体にも影響しているそうです。
縮景園 庭園技師 梅田雅幸 さん
「まともな雨は7月中旬から降ってませんからかなりダメージがあって、葉が枯れて落ちる状況が続いている」
ハギは来月中旬まで見ごろが続きそうだということです。
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