富山県と石川県を舞台にした工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2024」が始まるのを前に13日、富山市で内覧会が開かれました。

大きな「愛」の文字に、埴輪…。

これは14日に開幕する工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2024」の展示作品です。

前日の13日、会場となる富山市岩瀬エリアでメディア向けの内覧会が開かれました。

この展覧会は文化を通じたまちづくりを行う認定NPO法人・趣都金澤が中心となって実施したものです。

ことしは5回目の開催で工芸を中心に現代アートなどのジャンルで活躍する若手から実力派まで総勢37人の作品を展示します。

この展示会の総合監修を努めた人は…

東京藝術大学 秋元雄史名誉教授:「古いものと今のものっていうのは意外とマッチしますね。ぜひ場所との関りも、魅力も含めて楽しんでいただけたら」

岩瀬エリアでは町並みや風景を生かした作品を展示していて、中でもひときわ目を引くのが「ネオ縄文シリーズ」というカラフルな焼き物の作品です。

アーティスト岩村遠さん:「現代の埴輪、現代の土器、現代のアーティファクトとして作品を制作しています」「自由に解釈して自由に作品を見てもらいたいし、いかに自分と作品と空間との関係性が変わっていくのかっていうのを、面白がって見てもらえたらいい」

この展覧会は、富山市と金沢市の会場を舞台に来月20日まで開催される予定です。

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