敬老の日を前に、大好物をプレゼントです。宮島水族館で、生き物たちの長寿を祝うイベントが開かれました。

宮島水族館(広島・廿日市市)で飼育されているゴマフアザラシの「フミ」です。

飼育員
「いつもありがとう。長生きしてね」

高齢で目が見えないため、娘のフウがいつもそばに付き添っています。1993年に宮島水族館で生まれたフミはゴマフアザラシとしては長生きで、人間では後期高齢者くらいの年齢です。長生きに感謝して、この日は特別に大好きなホッケをたくさんプレゼントしました。

修学旅行の小学生たち
「フミちゃんが年をとっても、とてもかわいいと思いました」
「これからもがんばって生きてください」
「もうちょい長生きしてください」

フミは、来館者の前に出ることはほとんどありませんが、散歩をするなどしてのんびり暮らし、いっぱい食べることが長生きの秘訣のようです。

飼育員
「年を重ねるごとに “おばあちゃん感” がでているんですが、ことしもこの日を迎えられたなという気持ちです」

こちらのゴロ-もフミと同じくらい長生きですが、元気で活発なおじいちゃんだそうです。

旅行で水族館を訪れた子ども
― さわってみてどうだった?
「ざらざら」

子どもたちとふれあい、えさをたくさん食べたゴロー。プールに戻ると気持ちよさそうに昼寝をしていました。

このほか、宮島水族館の開館当初からいる「ヤイトハタ」など、長生きの魚たちにもダイバーが直接えさをやり、来館者といっしょに長寿を祝いました。

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