日本の美しさを立体的できめ細かに表現したガラス工芸作品が高知県高知市のデパートで展示・販売されています。

高知大丸で6日から始まったこの展示販売会。2024年で創作活動60年を迎えたガラス工芸作家、黒木国昭(くろき・くにあき)さんと後継者・谷口榮(たにぐち・さかえ)さんの作品が並んでいます。

「ガラスで語る日本の美」をコンセプトに、日本の美しさを立体的できめ細かに表現したガラス作品を作り続けている黒木さん。

江戸時代の画家であり工芸家の尾形光琳が晩年に描いた傑作、「紅白梅図」を表した作品や、黒木さんが工房を構える宮崎県綾町の自然の美しさを表した「綾切子」の作品など、およそ240点が展示販売されています。

(グラスアート黒木 営業企画部 中山博マネージャー)
「ガラスの色使いがここまで色が出せることと、細かく作られているという部分をぜひ手にとってご覧いただければと思う」

黒木国昭展は9月16日まで高知大丸で開かれ、14日から16日までは黒木さんが来場する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。