秋の味覚「伊勢えび」の漁が1日に解禁となり、宮崎県日南市では、2日、今シーズン初の水揚げが行われました。
日南市の富土漁港では、3隻の漁船が港から数百メートル離れた漁場から、伊勢えびのかかった仕掛けを回収し、網から外す作業を行っていました。
漁師たちは「かぎ」と呼ばれる道具を使い、伊勢えびを、一匹、一匹を網から丁寧に外していきます。
2日の初水揚げの漁獲量は3隻合わせて115キロで例年並みとなり、1キロあたり5600円の値がついたということです。
(漁師 高橋保彦さん)
「伊勢えびは刺身が一番おいしいので、ぜひ刺身で食べてもらえると喜ばれると思う」
日南市の伊勢えび漁は来年4月14日まで続き、今月7日からは市内の店舗で伊勢えびを楽しめる「日南海岸伊勢えびまつり」が開かれます。
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