名古屋市は19日、東山動植物園で世界最大級のトカゲ、コモドオオトカゲの一般公開を23日から始めると発表した。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種に指定されており、国内では唯一の飼育展示。河村たかし市長は記者会見で「恐竜のようなかっこいい姿をようやく披露できる。みなさんにも楽しんでもらえると思う」と意気込んだ。
公開されるのは13歳の雄「タロウ」(全長約2.7メートル、体重約50キロ)。上野動物園の所有で、出生地のシンガポール動物園が「日本らしい名前を」と名付けた。現地の飼育スペースに余裕がなくなり、上野動物園から借り受けるかたちで7月、東山動植物園が迎え入れた。
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