家庭で使われていない食品を生活に困っている人達に活用してもらう「フードドライブ」。8月から大手コンビニチェーンファミリーマートが高知県宿毛市内の全ての店舗で持ち込み食品の受け入れを行なっています。

ファミリーマートは食品ロスの削減などに貢献しようと、“ファミマフードドライブ″を全国で展開しています。家庭で使われずに保管されている食品を店舗に持ってきてもらい、子ども食堂の運営や生活困窮者の支援を行なっている団体などに届ける仕組みです。

8月1日からは宿毛市内にある4店舗に設置された専用ボックスでの持ち込みの受け入れを始めました。

取り組みの開始を受け、7日は県西部の店舗を管轄する『ファミリーマート四国リージョン』の代表3人が、宿毛市社会福祉協議会を訪れました。

届けられた食品の提供は生活に困っている人たちからの要望に応じる形で行われていて、インスタント麺や菓子のニーズが高いといいます。

(宿毛市社会福祉協議会 中平佳宏 会長)
「皆さん身近なところで簡単に寄付ができるということが、どんどん広がっていくことになるので、非常に私どもとしましても頼もしいと思っています」

ファミリーマートによりますと県内ではすでに取り組みが始まっている高知市や四万十市の店舗を含め、32店舗で「ファミマフードドライブ」が展開されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。