高知県内最大の高校軽音バンドの大会「軽音祭」が4日、高知市で開かれました。出場者たちは全国大会の切符を目指し、磨き上げてきた「個性」を披露しました。

軽音祭は2012年から夏と冬の毎年2回開かれていて、高知県内の高校軽音部から選抜されたバンドが集まって日ごろの練習の成果を披露します。

軽音祭出身で全国的に活躍するバンドも多くあることから高校生たちにとって憧れの舞台です。4日の「軽音祭夏の陣2024」には県内16校から36組のバンドが出場し、全国大会への切符をかけて熱いパフォーマンスを繰り広げました。

審査の基準は演奏技術に加え、「コピー曲、オリジナル曲ともに光る個性が見られたか」や、「伝えたいものをメンバー同士が共有し、観客を楽しませたか」など、5項目25点満点で評価されます。

今回最優秀賞に輝いたのは高知高校の5人組バンド「崖っぷちでランウェイ」。

オリジナル曲はつらさや悲しみをこらえて頑張る人への応援歌で、5人は力強い表現で、観客を沸かせました。

(崖っぷちでランウェイ 高知高校)
「この賞は僕たちが軽音を始めてからずっと憧れていた賞で。本当に光栄な賞をありがとうございます」

最優秀賞を手にした「崖っぷちでランウェイ」は高知県代表として8月21日の全国高校軽音楽コンテストに出場します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。