食材にこだわる飲食店が大分県内で増えています。食べるスープ専門店「だしと味噌」と、プリン専門店「smooth」を紹介。人気の理由とおいしさの秘密を探ります。

具材たっぷりのスープで体もポカポカ

去年11月、大分市にリニューアルオープンした食べるスープの専門店「だしと味噌」。和食に欠かせないダシを洋風のスープに使い、これまでにない味わいを生み出しました。

この店を営むのは、県内では珍しい「だしソムリエ」の資格を持つ山本卓哉さんです。山本さんは風味の違う2種類の鰹節と昆布を使って毎朝およそ4キロのダシを作ります。

このダシをベースとした7種類のスープのうち、1番人気はマルゲリータ。トマトの酸味とチーズのやわらかい味が和風のダシと繊細に融合します。

完熟トマトと濃厚チーズのマルゲリータスープ(390円)

(平山キャスター)「鰹節と昆布の味がダイレクトにするわけではないんですけど、奥底に旨みがあります」

(山本卓哉オーナー)「みなさんにはダシの世界に浸っていただきたい。ダシ文化がもっともっと広がればと思って頑張ります」

大分市初のプリン専門店

おととしの12月から営業を続ける大分市のプリンの専門店「smooth」。介護施設での勤務経験があるオーナーの後藤あゆみさんは、飲み込む力が弱いお年寄りでも楽しめる食を提供しようと、プリンに特化した店をはじめました。

店内では常時およそ25種類のプリンを販売。県産のたまごと牛乳を使ったこだわりの逸品です。この店の1番人気は少し硬めの食感が特徴のレトロプリンです。

レトロプリン(345円)

(中島アナ)「口どけがとてもなめらかです。手作りのカラメルソースの苦みがプリンの甘さを引き立てます」

(後藤あゆみオーナー)「種類がたくさんあるので選ぶ楽しさを感じてもらって、買って帰って食べてほしい」

この時期はイチゴやハッサクなど季節のフルーツを使ったプリンも人気。これから迎えるゴールデンウィークの手土産としてもおすすめです。

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