小学校や幼稚園を建設するなど、30年以上にわたって東南アジア・ラオスと交流を続けてきた高知商業高校の生徒たちが、10校目の学校を建設するため現地を訪問します。

出発式ではラオス研修へ旅立つ高知商業高校の生徒会メンバー16人を含む関係者らが送り出されました。

高知商業高校は1994年からラオスに学校を建設する国際協力活動を行っていて、2024年で30周年を迎えました。

(高知商業高校 ラオス訪問団生徒団長 岡田咲さん)
「今年度の活動のキーワードは『つながり』と『変革』です。歴代の先輩から過去を学び、県庁や大使館を訪問してラオスの今を知る。そして次の10年に向けて、未来を考える。これが私たちの使命です」

現地ではこれまでに建設した9校の小学校や幼稚園のうち5校の子どもたちと運動会や歌合戦などで交流します。また、10校目の学校建設に向けて周辺の住民にも聞き取り調査などを行うということです。

旅立ちを前にひとりひとり決意表明をした生徒たちは、活動30周年を記念して新たに制作した歌・「つながり」を歌いました。 

(高知商業高校一年生 ラオス訪問団のメンバー 村田佳蓮さん)
「30周年という記念すべき年に自分も生徒会のメンバーとして入れたのは嬉しいなっていう思いと、ここから先、次の40年に向けた10年をどういった活動をしていくのか今回のラオス研修で大切にするべきなのかなと思います。」

訪問団は、ラオスの首都ビエンチャンやその近郊を調査訪問し、8月11日に帰国する予定です。

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