施設の建て替えのため、去年4月から休業していた浦添市のブルーシール牧港本店が7月23日、リニューアルオープンしました。

(写真24点)店内外に仕掛け盛りだくさんの新装「ブルーシール牧港店」



終戦からわずか3年後の1948年、沖縄に駐留する米軍関係者に乳製品を供給するため、旧具志川村天願(現在のうるま市)の米軍基地の中に設立されたのが、ブルーシール。

1963年、現在の浦添市牧港の国道58号沿いに本店を移し、「アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイスクリーム」として、県民や観光客に親しまれてきました。

老朽化した施設の建て替え工事を経て、1年4か月ぶりにリニューアルオープンとなった23日は、午前11時の開店を前に約300人の行列ができるほどのにぎわいをみせました。

一番乗りの客はわざわざ福岡県から…

ー何時にいらした?
「7時半から」「店のアメリカ風の造りと、あとは沖縄にしかない味。ほかと違っておいしいんで」

新しい店舗は2階建て。改装前と変わらぬ1970年代のアメリカンダイナーの雰囲気をベースに、古い映画を上映するシアターコーナーや、予約制のパーティーコーナーを新設しています。

また、車移動が中心の地元客のニーズを取り込もうと、アイスショップとしては珍しいドライブスルーの導入にも挑戦しています。
お客さんは…


「おしゃれなところとか、全部おいしいのが好きです」
「前の店舗からよく通っていたので、初日行きたいねって話をしていて」

「とってもきれいで広くて、買い物しやすいかなと思いました」

「シアターというか、(映画を)上映スペースもあ」って、前よりも新しくなって、めっちゃ楽しいです」

(写真24点)店内外に仕掛け盛りだくさんの新装「ブルーシール牧港店」

フォーモストブルーシールの村上琢磨社長は、「沖縄で100年続く企業になるよう努力したい」と話していました。

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