新潟県長岡市の『長岡花火』。
今年は、中越地震から20年の思いと能登半島地震復興の願いを込めた特別バージョンの「フェニックス」も打ち上げられる予定です。
いよいよ2週間後に迫った19日に開かれた長岡市の会見で、全席を有料化して以来3年目で、初めてチケットが完売したことがわかりました。その一方で、チケットの高額転売にはさらに拍車がかかり、市では頭を悩ませています。

【長岡市長】
「転売ができないような工夫も絶対にないということでもないと思いますので、それは今後の大きな研究課題だろうと思います…」

販売された観覧チケットは34万枚。
ところが…、頭を悩ませている「転売」の一例がこちら。

定価4000円の席が4万7000円、8人まで座れる定価4万8000円の席が16万円に…!
この販売仲介サイトには、取引終了分も含めおよそ1000枚が掲載されていました。

【財団会見】
「販売サイトに中止を求めた」
「『適切にしています』ということだった」

実は花火財団では、チケットの売買に利用できる“公式の再販売サイト”を用意しています。
今年は、5年ぶりに金曜・土曜日の開催になることもあり、観覧席の高額転売問題に打開策は見出せていません。

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