伊良部島で海の安全を祈願する海神祭が開かれ、恒例のオオバンマイでカツオの切り身が宙を舞いました。

旧暦5月4日の「ユッカヌヒー」に当たる今月9日、宮古島市伊良部島の佐良浜漁港では、漁協関係者などが1年の航海安全と豊漁を祈願しました。

その後、漁港内で開かれたハーリーでは地域に分かれての対抗レースや子どもたちが白熱したサバニ競漕で会場を沸かせました。

午後には、伊良部島海神祭恒例のオオバンマイが行われ、停泊した漁船の上からカツオの切り身が豪快に振る舞われました。用意された切り身は1.5トン分。

集まった島の人たちや観光客はバケツや段ボール箱を手に、空中を飛び交うカツオに歓声を上げていました。


▽カツオを捕った人は
「想像以上でした。顔にカツオが当たりました」
「やったー、イェーイ。大漁でーす」

伊良部島のカツオ一本釣り漁はこれから本格的なシーズンを迎えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。