主観的な幸福度をあらわす「ウェルビーイング」について、子どもたちに考えてもらうための絵本が完成しました。作家は、富山県滑川市出身の俳優、室井滋さん。タイトルは「タケシのせかい」で、主人公のタケシが自分とまわりの人との違いや多様性に気づき、互いを認め合うことの大切さを感じる物語となっています。

5日の発表会では、室井さんが絵本に込めた思いを語りました。

俳優 室井滋さん:「自分がいいと思うことはやっぱり良いんだよって誰かが言ってあげたり、だって自分が好きなんだもんってことを胸を張って言えるような強さをぜひ持ってもらいたいなと思います」

絵本は6月中旬以降に富山県内外で発売されるほか、県内の図書館や小学校などには無料で配布されます。

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