5日は二十四節気の一つで、稲や麦などの種蒔きの時期とされる『芒種(ぼうしゅ)』です。青空が広がる中、高知県四万十市では用水路沿いをアジサイが彩っています。

稲の苗が植えられた田んぼが広がる四万十市安並です。

農業用の水路沿い1キロ余りにわたって植えられているのは500株ほどのアジサイやガクアジサイ。

水色や赤、ピンクの花が咲き誇り水際を彩っています。青空のもと、音を立てて回る水車と鮮やかなアジサイの共演がのどかな光景を作り出しています。

「きれいですよね。方々行くんですけど水車が加わるとまた違いますよね。田舎の風景、落ち着きますよね」

(兵庫から)
「よかったです。お天気もいいし、いい時期に来られて、アジサイも見られて。水車とこの風景、稲も、あんまりないので、気持ちよく、リフレッシュでした」

水路沿いには近くの住民が飼っているヤギも登場。アジサイを見に訪れた人達はヤギが周辺の草を食む様子を珍しそうに眺めていました。

5日は二十四節気の『芒種』。“芒(ぼう)″は「のぎ」と読んで稲穂の先にある突起部分を指します。暦の上で芒種は稲や麦など、穀物の籾(もみ)や種を蒔く目安と言われています。

四万十市観光協会によりますと『安並水車の里』のアジサイは今週末ごろまでが見ごろだということです。

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