秋田県高校総体バレーボールの決勝戦が3日、横手市の雄物川体育館で行われ、女子は秋田北が4大会ぶりに優勝。男子は雄物川が29大会連続の優勝を果たした。
女子の決勝は2023年と同じ、秋田令和と秋田北の対戦となった。
第1セット開始早々、秋田北がサービスエースを含む4連続ポイントで流れをつかむ。
中盤から終盤にかけても連続得点で秋田令和を突き放し、第1セットを25-17で先取。4大会ぶりの優勝に王手をかける。
迎えた第2セット。秋田北は鈴木のアタック。さらにはセッター柴田のツーアタックなど、第1セット同様に良い滑り出しを見せる。
そしてレシーブも光った。長いレシーブから最後は佐藤奈央が決める。
しかし、2023年の女王・秋田令和も2人センターエースの石川と大山を中心に得点を重ね、両者譲らぬ展開になる。終盤には大山の得点で、この試合、秋田令和が初めて前に出る。
白熱した第2セット終盤戦。抜け出したのは秋田北だった。最後は4連続ポイントを決め、4大会ぶり7回目の優勝を決めた。
秋田北高校 セッター・柴田唯愛選手:
「1本のミスを1回で切り替えることを意識して、それが出せたので良いバレーができた。全国ベスト8が目標なので、先輩方や亡くなった戸嶋前監督の思いをしっかり背負って、目標に向けて練習に励みたい」
一方、男子決勝は、雄物川と秋田工業の対戦となった。
県内絶対王者の雄物川が盤石な試合運びで秋田工業を寄せ付けず、29大会連続となる29連覇を果たした。
優勝した2校が出場するインターハイのバレーボール競技は、7月25日から、男女ともに大分県で開催される。
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