県高校総体は3日までの3日間県内各地で熱戦が展開されました。目標のインターハイを目指す高校生の輝きをお伝えします。

★まずは陸上で女子400mリレーで済美高校が躍動しました。一走から勢いよく飛び出し、スピードを保ったまま2走、3走とバトンをつないでいきます。4人の気持ちを一つに走りきり、フィニッシュタイムは47秒17。県高校記録を更新する見事な走りで優勝を飾りました。

女子リレー・済美高校・鶴井結莉主将:
「県高校記録が出て、自分たちの記録を塗り替えられて、本当にうれしかったと思います」

★男子ソフトボール決勝は、松山工業と東温のライバル対決で松山工業・高野、東温は高木両エースの投げ合いで息詰まる投手戦となります。均衡が破れたのは5回の裏、東温はランナー2人をおいて2番・キャプテンの森がエンタイトル2ベースヒットを放ち1点を先制します。さらに池内がホームラン。頼れる4番の3ランホームランが飛び出し、東温が4対0とリードを広げます。東温は最後もエース・高木が松山工業打線を抑えて4対0。2年ぶり10度目の優勝を飾りました。

★円盤投げ FC今治高校明徳校・田窪一翔選手(3年)大会新記録で優勝

★新体操個人 聖カタリナ学園・島崎もも選手 去年のインターハイ個人総合2位の島崎選手が華麗で安定感ある演技でクラブとリボンでともに頂点。個人総合でも優勝

★フェンシング女子サーブル 新田高校・周藤美月選手 去年のインターハイ優勝。同じ新田の2年生大岡詩苑選手と対戦し、ハイレベルな決勝を制し2連覇

県高校総体 フェンシング 個人女子サーブル2連覇・周藤美月選手:
「全国の中でも一番レベルの高い愛媛県の中で優勝することはプレッシャーでしたしその中で優勝できて本当にうれしいです」

★柔道女子団体戦は宇和島東と新田、そして今年から校名が変わったFC今治明徳校が拮抗し、混戦が予想されました。その中で宇和島東が躍進。3人のメンバーが隙のない試合運びを見せて、FC今治明徳の連覇を止め、23年ぶり7回目の優勝を飾りました。

★柔道男子団体戦決勝リーグは宇和島東と新田の試合は勝負のかかった大将戦。宇和島東の松浦が勝負強さを発揮し、送り襟締めで一本勝ち。宇和島東がその勢いのまま29年ぶりの優勝新田の28連覇を阻み見事な男女アベック優勝を達成しました。

★3日に行われたバレーボールの女子決勝は第一シード・松山東雲と去年の大会で初優勝した第二シードの今治精華の対戦。ライバル校同士の対戦はセットカウント1-1で迎えた第3セット。松山東雲が18-22から一気に7連続ポイントを奪って王手をかけます。松山東雲はこの勢いのまま、セットカウント3-1で今治精華を破り、2年ぶり9回目の優勝を飾りました。

★男子の決勝は第1シードの三島と第2シード・新田の対戦。三島はキャプテンの毛利を中心に、第1シードの意地を見せたいところでしたが、新田が2年生ポイントゲッターの増井を中心に、能力の高い選手らが猛攻を見せ、セットカウント3-0のストレート勝ち。2年連続20回目の優勝を手にしました。

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