陸上ダイヤモンドリーグ第6戦の男子100メートルで、9秒99をマークして2位となったサニブラウン・ハキーム(左)。パリ五輪の参加標準記録を突破し、代表に決定した=オスロ(NTB Scanpix提供・AP=共同)

 陸上の最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)第6戦は30日、オスロで行われ、男子100mでサニブラウン・ハキームが9秒99(追い風0・4m)で2位に入った。パリ五輪の参加標準記録(10秒00)を突破して日本陸連の選考基準を満たし、同種目で初の五輪代表に決まった。アカニ・シンビネ(南アフリカ)が9秒94で制した。

 前日本記録保持者で25歳のサニブラウンは、2022年世界選手権の100mで日本選手初の決勝に進み7位。23年大会も6位に入った。21年の東京五輪は200mでの出場だった。

 女子3000mの田中希実は8分34秒09の日本新記録で10位。(共同)

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