果敢に相手ゴールを攻めるヴィアマテラス宮崎のエース、斉藤夕真選手(前列左)=宮崎県新富町のいちご宮崎新富サッカー場で2024年5月26日午後2時47分、塩月由香撮影

 今季からアマチュア女子サッカーの最高峰「なでしこリーグ」1部に昇格したヴィアマテラス宮崎(宮崎県新富町)が快進撃を続けている。26日に前半戦全11試合を終え、10勝1敗で首位を快走。10月の最終戦に向け目標の優勝を目指す。

 26日にいちご宮崎新富サッカー場で開かれたホーム戦にはファン1574人が駆けつけた。3月の開幕以降続く連勝に期待が高まったが、昨季3位の伊賀FCくノ一三重のディフェンスを崩しきれず、後半13分に味方GKのオウンゴールで失点。0―1で今季初黒星を喫した。

 試合後は悔しがる選手にスタンドから惜しみない拍手が贈られた。水永翔馬監督は「いつか来る負けの日が今日だっただけ。これで崩れるチームではない」と話し、嘉数飛鳥主将は「下を向かず一からまた挑戦する。優勝の目標は変わらない」と意気込んだ。【塩月由香】

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