第106回全国高校野球選手権徳島大会の運営委員会が27日、徳島市内であり、開幕を7月13日、決勝を29日とする大会日程を決めた。例年、会場として使用してきた鳴門市のオロナミンC球場が改修工事中のため、今夏は全試合を徳島市のむつみスタジアムで行う。

 コロナ禍を経て、昨夏の大会で4年ぶりに復活した開会式と入場行進も実施。開会式では、前回大会を制した徳島商の主将が優勝旗を返還する。

 始球式も昨夏と同様に行う。7月13日の開幕試合は、出場校の3年のマネジャーから投手役を募集する。開幕翌日以降の土日祝日と夏休み期間中に、1、2回戦と準々決勝がある日の第1試合も始球式があり、朝日新聞社が県内の小学校4~6年生を対象にバッテリー(投手役のみも可)を募集する予定。

 試合日程は、雨天順延などがなければ7月22日までに1、2回戦を終え、予備日をはさんで24、25両日に準々決勝を各2試合、27日に準決勝2試合、29日に決勝をそれぞれ行う見通し。

 球場の入場料は大人600円、高校生200円。中学生以下、障害者手帳の所持者と付き添い1人は無料。

 組み合わせ抽選会は6月28日に鳴門市のアミノバリューホールである。優勝校は徳島代表として、8月7日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。(吉田博行)

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