夏場所は13日目を終えて、大関 琴櫻と、新小結の大の里が3敗でトップに並び、星の差1つの4敗で、大関 豊昇龍や関脇 阿炎、平幕の湘南乃海など、5人が追いかける混戦となっています。
14日目の25日、琴櫻は、過去8勝2敗と大きく勝ち越している阿炎と結びの一番で対戦します。
琴櫻としては、相手を正面に捕まえながら、得意の右四つに組み止めて優位な体勢に持ち込みたいところです。
阿炎は、立ち合いから激しく当たっていき、持ち味の伸びのある突き押しで相手を突き放していければ勝機はあります。
また、大の里は、湘南乃海との初顔合わせの一番が組まれました。
ともに身長1メートル90センチを超える力士どうしの対戦で、新三役としては、67年ぶりの優勝を目指す大の里は、立ち合いで右を差して前に出る得意の相撲で一気に勝負を決めたいところです。
湘南乃海は、大の里の当たりにひるまず、差し手争いを制して得意の左四つに持ち込んで攻められるかが鍵となります。
このほか、豊昇龍は、欧勝馬との4敗どうしの一番に臨むほか、もう1人の4敗、前頭筆頭の大栄翔は、大関経験者の高安と対戦します。
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