UAE=アラブ首長国連邦で行われている柔道の世界選手権には男子60キロ級の永山竜樹選手以外にパリオリンピックの代表に内定している選手は日本から出場していません。
大会4日目の22日、男子90キロ級には田嶋選手が出場し、足技や寝技を駆使しながら順調に勝ち上がり、決勝ではセルビアの選手と対戦しました。
試合は延長戦にまでもつれたものの延長に入って2分過ぎ、田嶋選手は小外掛けで技ありを奪い、初の頂点に立ちました。
世界選手権のこの階級で日本選手が金メダルを獲得するのは19年ぶりです。
田嶋選手は26歳。
豪快な担ぎ技が持ち味で、全日本選抜体重別選手権で2連覇を果たすなど国内では成績は残している実力者ですが、国際大会での優勝経験はジュニア時代を除くとありませんでした。
このほか、女子では70キロ級の田中志歩選手が銅メダルを獲得しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。