夏場所は11日目の22日、2敗でトップに並ぶ大の里が2場所連続で「下手投げ」で敗れている大関 豊昇龍との結びの一番に臨みました。

大の里は立ち合い、豊昇龍に当たりを受け止められると、右の下手を取られて大関に有利な形を許します。

そして、体が宙に浮くような豪快な投げを打たれて3場所連続で豊昇龍に敗れました。

大の里は3敗に後退しました。

また、3敗の大関 琴櫻は同じく3敗の平幕、明生と対戦しました。

琴櫻は明生に左腕を差し込まれたものの振りほどいて上手を取り、上手投げで勝ちました。

平幕の湘南乃海と宝富士の2敗どうしの一番は、湘南乃海が小手投げで勝ちました。

大相撲夏場所は11日目を終えて、2敗が湘南乃海ただ1人、3敗で琴櫻、大の里、大栄翔、御嶽海、欧勝馬、宝富士の6人が追う展開となりました。

中入り後の勝敗

▽剣翔に十両の千代翔馬は千代翔馬が「寄り切り」。
剣翔は負け越しました。

▽新入幕の時疾風に友風は友風が「押し出し」。

▽一山本に水戸龍は水戸龍がひざのけがのため、22日から休場し、一山本が「不戦勝」です。

▽竜電に金峰山は竜電が「上手投げ」で7勝目です。

▽湘南乃海に宝富士の2敗どうしの対戦は、湘南乃海が「小手投げ」で2敗を守りました。
宝富士は3敗に後退です。

▽狼雅に正代は正代が「寄り切り」。

▽玉鷲に錦富士は玉鷲が「押し出し」で勝ちました。

▽欧勝馬に琴勝峰は、新入幕の欧勝馬が「寄り切り」で勝ち越しました。

▽隆の勝に北勝富士は隆の勝が「押し出し」。

▽美ノ海に御嶽海は大関経験者の御嶽海が「寄り切り」で勝ち越しを決めました。

▽錦木に佐田の海は佐田の海が「寄り切り」。
錦木は負け越しです。

▽翠富士に翔猿は翠富士が「はたき込み」。

▽王鵬に豪ノ山は豪ノ山が「押し出し」。

▽宇良に大栄翔は大栄翔が「上手投げ」で勝ち越しました。

▽熱海富士に高安は高安が「寄り切り」。

▽阿武咲に阿炎は阿炎が「押し出し」。

▽22日から再出場の若元春に平戸海は平戸海が「寄り倒し」。
若元春は3勝5敗3日の休みで負け越しました。

▽明生に大関 琴櫻は琴櫻が「上手投げ」で明生を下して、祖父のしこ名を継いで初めての勝ち越しです。

▽大関 豊昇龍に大の里は豊昇龍が「下手投げ」。
大の里は3敗に後退しました。

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