お披露目会で「ディオッサ愛す」をほおばる選手たち=島根県出雲市で、松原隼斗撮影

 女子サッカー・なでしこリーグ2部の「ディオッサ出雲FC」(島根県出雲市)の選手たちが昨年秋に収穫した、同市湖陵町特産のサツマイモ「西浜いも」を使ったアイスクリームが商品化された。商品名は「ディオッサ愛す」で、リーグのホーム戦などで販売される。

 同町にある「西浜いもオーナー農園」の一画では、選手たちが植え付けた西浜いもを栽培。オーナー農園を経営する鎌田勉さん(73)は、これまでディオッサのホーム戦で焼き芋を販売していたが、新たにアイスの商品化を考案した。アイスの原料には焼き芋のペーストを使った。選手たちも試食し、開発に関わったという。

 今月8日にはホームグラウンドがある出雲健康公園(出雲市)で商品のお披露目会があり、宮川真莉乃選手は「芋の食感が楽しめて、優しい味がする」と話し、おいしそうにアイスをほおばった。【松原隼斗】

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