UAE=アラブ首長国連邦で行われている柔道の世界選手権には男子60キロ級の永山竜樹選手以外にパリオリンピックの代表に内定している選手は日本から出場していません。

20日に行われた男子66キロ級には田中選手と武岡毅選手の2人が出場し、ともに決勝まで勝ち上がりました。

田中選手は開始まもなく背負い落としで技ありを奪ってペースをつかむと、大内刈りで再び技ありを奪い、合わせ技で一本勝ちしました。

優勝した田中龍馬(左から2人目)と2位の武岡毅(左端)

田中選手は世界選手権初出場で優勝し、金メダルを獲得しました。

田中選手は佐賀県出身の22歳。

豪快な担ぎ技が持ち味で去年、オリンピックと世界選手権に次ぐ格の国際大会、ワールドマスターズを大学4年生で制し、先月の全日本選抜体重別選手権でも優勝していました。

また、男子73キロ級では石原樹選手が銀メダル、女子57キロ級では玉置桃選手が銅メダルでした。

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