女子ゴルフの国内ツアー、ブリヂストン・レディースは18日、千葉県袖ケ浦CC袖ケ浦で第3日を行い、通算7アンダーの3位で出た河本結選手が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーでトップに立った。
5年ぶりの国内ツアー優勝を目指す河本選手は好調の要因を問われ、「メンタルの先生と話して、(良い球が)『打てる』じゃなくて、『もう打ってる(打つことが決まっている)んだ』というイメージを作っている。『洗脳』に近い感じだけど」と冗談交じりに話した。河本選手の主なコメントは次の通り。
今日も頑張らなかった あしたも頑張らない
(65で回った初日から『頑張らない』をテーマにプレー)今日も頑張らなかった。あしたも頑張らない。でも、マネジメントはうまくできた。今日は普段と逆向きの風だったので、別のコースのようになるんだろうなと思い、うまく攻め方を組み立てられた。真っすぐに近いラインの勝負のパットを決められたのでスコアが伸びた。そういうラインを残すようにマネジメントした。
去年、(ショットの)コーチをやめて、メンタルの先生と話しながら、私は(良いショットを)「打てる」じゃなくて、「もう打ってるんだ」というイメージでやっている。洗脳に近いですけど。
(最終日最終組)一ゴルフファンとして、今の日本を盛り上げている山下美夢有ちゃんと、竹田麗央ちゃんと回れるので、それがシンプルにめちゃめちゃ楽しみ。彼女たちがどういうゴルフをしてるんだろうっていうのがあった。
勝ちたいっていう意識は全然ない、というか、何かしたいって思っても、良い効果を生まない。やるべきことをしっかりして、明日は本当に楽しくプレーするだけかな。それで結果がついてきてくれたら最高。久しぶりに最終組で回るっていうのもあって、自分がどういうゴルフができるのかなっていう楽しみもある。
(「頑張らない」のはメンタルのコーチと話し合うなかでたどりついた?)はい。(元々、頑張りすぎてしまう?)そうですね。そっちのタイプです。
(ギャラリーは「頑張って」と声援を送ると思うが、「頑張らない」人にはどう声をかけたらいいか?)あー、「頑張って」とめっちゃ言われる、確かに。「楽しんでいけ」とかかな。
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