この大会は車いすテニスのツアーで四大大会に次ぐ格付けの大会で、福岡県飯塚市で開かれ、パリパラリンピックを前に21の国と地域からおよそ100人が参加しました。

14日は男女シングルスの決勝が行われ、このうち、男子はパリパラリンピックで活躍が期待される世界ランキング2位の小田選手が、世界1位でイギリスのアルフィー・ヒューウェット選手と対戦しました。

第1セットは小田選手が持ち味の強烈なサーブや緩急をつけたショットでポイントを重ね、第1ゲームから5ゲームを連取して6-1で取りました。

第2セットは相手に先に5ゲームを取られたものの、小田選手が第7ゲームから5ゲームを連取して勝負強さを見せ、その後、7ポイント先取のタイブレークにもつれ込みました。

小田選手は力強いショットでポイントを重ね、最後はバックハンドのコースを突いたショットを決めてこのセットを7-6で制し、セットカウント2対0のストレート勝ちで2連覇を果たしました。

女子シングルスは上地結衣が6年ぶりの優勝

一方、女子は世界2位の29歳、上地結衣選手が世界5位でオランダのアニーク・ファン コート選手と対戦しました。

上地選手は第1セット、相手の力強いショットに苦しみ2-6で落としましたが、第2セットを6-1、第3セットを6-0で取ってセットカウント2対1で勝ち、6年ぶりの優勝を果たしました。

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