宮崎県高校総体を前に…陸上競技・棒高跳びで記録更新と頂点をめざす宮崎第一の結城兄妹に注目します。
*続きは動画をごらんください。
県高校総体に向け練習に励むのは、宮崎第一高校陸上部、棒高跳びの結城咲翔選手と、妹の結城桜羽選手です。
小学5年のときに兄・咲翔選手の影響で競技を始めた桜羽選手。
去年中学3年生の時に2メートル80センチを跳び、県中学記録を塗り替えました。
(結城桜羽選手)
「(棒高跳びの魅力は)陸上競技のどの種目より一番高く跳べるところ。」
指導する岩切晋作監督は、桜羽選手のこれからの成長に大きな期待を寄せています。
(岩切晋作監督)
「スピードがない分、空中での体の使い方がうまい。スピードと基礎体力がつくとまた更に記録更新できると思う。伸びしろたっぷりです。」
(結城桜羽選手)
「初めてなので緊張するけど、インターハイにつながる大事な大会なので自己ベストを出して1位を取りたい。」
(結城咲翔選手)
「プレッシャーを感じずにのびのび思い切って跳んでほしい。」
そんな桜羽選手が目標とする選手は・・・。
(結城桜羽選手)
「兄です。」
兄の咲翔選手は全国高校トップレベルのジャンパーです。
今年2月に鹿児島県で行なわれた大会で5メートルを跳び、自身の持つ県高校記録を更新しました。
(結城咲翔選手)
「いつもの跳躍は空中動作など跳んでいる時間は一瞬に感じるけど、5mを跳んだときはちゃんと全部見えていたというか自分の思うように体を動かせていた感じがあった。」
冬場の走り込みと筋力トレーニングでパワーアップした咲翔選手。
岩切監督は「記録はまだまだ伸びる」と話します。
(岩切晋作監督)
「県高校記録はあくまでも通過点。県の記録5m30を超えることをできるだけ早く達成させたい。」
咲翔選手にとって最後となる高校総体、見据えるのは自己ベスト更新です。
(結城咲翔選手)
「いつも通り気楽に大会に挑んで苦手な空中動作を意識して挑みます。(県記録の)5m30を目標に頑張ります。」
(結城桜羽選手)
「最後なので悔いが残らないように自分のベストな跳躍を見せてほしい。」
家でも跳躍の話をするという結城兄妹。
それぞれの目標に向かって最初で最後の2人揃っての高校総体に臨みます。
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